日時:令和8年4月10日(金) 13:30~15:00
会場:住友大阪セメント 高知工場(高知県須崎市)
全国生コンクリート工業組合連合会 四国地区青年部による見学会が、「住友大阪セメント 高知工場」で行われました。
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高知工場は住友大阪セメント国内4工場の中で最も製造能力が高く(4,350万トン)、出荷量も最も多くて、国内だけでなく海外輸出拠点にもなっています。
見学では、バス移動しながら設備の説明を受けました。
セメント材料および製造時の燃料の受け入れや商品であるセメントを搬出する港と、石灰石を産出する山との間にある広い敷地の中に、1961年操業開始から建設されてきた古い建物も混在して建ち並び、たいへん歴史を感じました。高知県で最初のエレベータもあるそうです。
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生コンクリート業界でも、CO2削減への取り組みが命題となっていますが、特にセメント工場は、日本の総CO2排出量の約3%と非常に高い排出源となっております。講演でセメント工場では、セメント材料や燃料として産業廃棄物を積極的に使用することで、CO2の排出削減に努めていることをご説明頂きました。
・粘土、鉄類の代替として廃棄物(汚泥、フライアッシュ等)を混焼している。
・燃料としては石炭90%に対して、タイヤ、廃プラ、再製油、家庭ゴミ(RDF)などを10%使用している。
・セメント1t製造に約400kgの廃棄物を消費し、年間では160万トンの廃棄物を処分している。
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見学と講演を通じて生コンクリート製造工場でも、生コン材料、運搬などでカーボンニュートラルへの意識を持たなけらばならない時代であることを再確認いたしました。


